プログラミング言語のトレンドは時期によって変わりますが、トレンドに関係なく安定して需要があるプログラミング言語も存在します。それが、フリーランスとして活躍したい場合だったら、なおさら安定した収入を獲得するためにも、このような言語を習得しておいた方が安泰と言えるでしょう。トレンドに影響されない言語の例としてはJavaが挙げられます。Javaは1970年代に登場したプログラミング言語の中でも比較的古い言語です。そのため、大手企業で使用されている業務用アプリケーションはパソコンが一般に普及し始めた時代にJavaで開発され、それを改修しながら使っている傾向があります。
大手企業で使われている業務用アプリケーションは開発規模が大きく、ちょっとした改修にもかなりの人員を必要とします。そこでSIerから人員を要請しますが、それでも足りないため、フリーランスにおいてJavaの案件の多さは圧倒的に多いです。したがって、フリーランスとして安定して働きたいならまずJavaを習得するのが良いと言えるでしょう。
また、組み込み系だとC言語も安定して高い需要を誇っています。C言語はたくさんあるプログラミング言語の中でもかなり習得が難しい言語と言われており、C言語を使いこなせるプログラマーは重宝されます。取り扱う案件も難易度が高いものが多く、C言語での実務経験を積んでおけば高い年収を稼ぐことも可能です。確かに、トレンドをしっかり把握し、PythonやGo言語などの新しい言語を習得することも大切ですが、1つは安定して需要のある言語を習得しておくとより安心できるでしょう。